生コン資材の砕石や砂利を運ぶダンプトラックの運転手らが、過積載の根絶と適正な労賃の支払いを求める「決起集会」(主催・全日本建設交運一般労働組合沖縄ダンプ協議会)が8日、沖縄市内であり、国と県に対し、建設・生コン業界を強力に指導するよう求める「県民へのアピール」を採択した。

ダンプトラックのドライバーらが過積載の根絶と適正な労賃の実現を訴えた集会=8日、沖縄市農民研修センター

 アピールは「私たちの願いは定量積載で交通安全を実現すること」とする一方で「現状は法定の2倍を積まないと仕事が成り立たない」と強調。過積載の実態が明るみに出た後、生コン工場は積み荷を減らしたが、運転手の単価問題を放置していると指摘している。

 集会には日程の調整がつかなかった2会派を除く県議会4会派の代表が登壇、1会派がメッセージを寄せ、事態の改善に向けた取り組みを表明。定量積みに移行後、燃料の高騰もあいまって、報酬が約7割減となった運転手の家族らが苦しい生活の実態を訴えた。

 ダンプトラックの過積載をめぐっては、沖縄総合事務局の経済産業部が、生コン組合など関係する7団体に過積載防止の周知徹底を求める通達を送付。陸運事務所も14団体、94業者に文書で協力を要請した。沖縄ダンプ協議会は、県議会に「適正単価を求める陳情」を提出している。