【名護】来年1月19日投開票の名護市長選に出馬表明している前市長の島袋吉和氏(67)が10日、市内で会見を開き、政策を発表した。

市長選再選に向けて政策を発表する島袋吉和氏=日午後5時分ごろ、名護市東江の後援会事務所

 島袋氏は「辺野古移設なくして北部振興、沖縄振興はできない」と語り、米軍普天間飛行場の辺野古移設推進と、移設にリンクした振興策によるまちづくりを訴えた。

 重要政策の1番目に辺野古移設推進を掲げた島袋氏。「(埋め立て申請も)知事の承認を待つ、最終段階にきている。私は歴代市長の容認を引き継いでいる。私が推進し、終わらせたい」と覚悟を述べた。

 注目が集まる野党保守系の一本化については、「一本化ということは、今現在ない。三つどもえの戦いに向け、一生懸命頑張っている」と強調。政府や自民党本部からの打診に、対応していないことを明らかにした。

 ほかの重要政策では、再編交付金などを活用した住民税などの減額や、ごみ行政の見直しなどの住民サービスの向上、名桜大学への医学部・薬学部の設置、名護市から始める鉄軌道整備などを「実現可能な政策」としてアピール。

 島袋氏は「再編交付金や一括交付金、北部振興策の活用は知恵の出しどころ。日米同盟を堅持しながら、しっかりと辺野古移設を進めていきたい」と訴えた。