県内で5カ所の動物病院を展開する動物病院22時(西原町、具志堅一郎社長)は、北谷町伊平にペット関連サービスの大型複合施設「OKINAWA Vets Park」を建設し、2015年3月ごろに開業する。来年4月に着工し、14年度内の完成を目指す。11日、具志堅社長と達木徹副社長が県庁で会見し施設概要を発表した。

OKINAWA Vets Parkの完成予想図 (動物病院22時提供)

ペット関連複合施設「OKINAWA Vets Park」について説明する動物病院22時の(左から)達木徹副社長と具志堅一郎社長=11日、県庁記者クラブ

OKINAWA Vets Parkの完成予想図 (動物病院22時提供) ペット関連複合施設「OKINAWA Vets Park」について説明する動物病院22時の(左から)達木徹副社長と具志堅一郎社長=11日、県庁記者クラブ

 具志堅社長によると、ペット関連サービスの大型複合施設は全国初。敷地面積は約7200平方メートル。約11億円を投じ、医療施設、ペットホテル、トリミング施設のほか、テナント10店舗が入居する4階建ての施設を建設する。医療施設には、リハビリ施設や老犬用施設、入院室を整備。入居テナントは、ドッグカフェやペットグッズ店などの入居を想定している。

 また、併設する約180平方メートルのドッグランでは、犬猫譲渡会などのイベントも開催する。駐車場の収容台数は約100台。初年度は、1日300~500人の集客を目標にしている。施設名のVetsは、獣医師という意味の英単語「Veterinary」の略語。

 具志堅社長によると、沖縄のペットサービス産業は発展途上だという。ペット専門のリハビリ施設や入院施設が不足しているほか、トリミング施設では障がいがあるペットや老犬などはサービス提供を断られる事例もあり、飼い主にほとんどの医療ケアが任されている状況が多いと説明した。具志堅社長は「ペットの一生を全てサポートできる施設を造りたい」と5年前から大型複合施設の建設を構想。ことしから本格的に施設整備に乗り出した。

 具志堅社長は、病院を併設していることで、病気の予防などペットの健康のための情報もスムーズに飼い主に提供できると同施設の特長を説明。「飼い主とペットがより暮らしやすい環境をつくっていきたい」と話した。