11月に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催された沖縄大交易会プレ交易会(主催・県、沖縄懇話会)で、商談の成立は66件で成約率は3・6%、「購入見込み」の391件を合わせると同24・8%になった。12日、那覇市内で記者会見した沖縄懇話会の安里昌利事務局長は「他の商談会と比べてもいい結果だったと考えている」と評価。商談成立、購入見込みに加え、デザインや数量、価格などで「継続交渉・条件次第」が846件あり、成約の増加に向けて出展企業の支援を続けていくとしている。

記者会見で11月に開催された沖縄大交易会プレ交易会を総括する沖縄懇話会の小禄邦男代表幹事(左から3人目)=12日、ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

沖縄大交易会プレ交易会の商談結果

記者会見で11月に開催された沖縄大交易会プレ交易会を総括する沖縄懇話会の小禄邦男代表幹事(左から3人目)=12日、ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー 沖縄大交易会プレ交易会の商談結果

 商談会には、サプライヤー(売り手)が131社(県外61、県内70)、バイヤー(買い手)102社(国外79、国内23)が参加し、14と15の2日間にわたって25分単位で計1840の商談が行われた。バイヤーに対するアンケートの12月5日現在の集計を事務局がまとめた。

 プレ交易会に対する満足度調査では「商談形式」に「大変満足」「満足」「やや満足」と答えたバイヤーは89%、サプライヤーは79%。来年の大交易会への参加意向で「ぜひ参加」「参加したい」はバイヤー88%、サプライヤー81%だった。

 すべての調査項目の満足度の平均はバイヤー83%、サプライヤー75%で、安里事務局長は8ポイントの差を「たくさんの商品を見て、買ってもらいたいというバイヤーに対する注力で、サプライヤーへの対応が手薄になってしまったかもしれない」として来年への反省点に挙げた。

 また商談相手のミスマッチを指摘して「もっと早い段階で情報がほしい」との声もあり「情報交換の早期化とシステム化」が必要と説明。商談形式に満足と答えた企業にも「スケジュールがタイト」といった改善への要望や、法人客だけではなく個人の消費者向けの形式も取り入れるべきだといった意見もあった。

 同懇話会は、会場が手狭として、専用の展示場の整備を求めている。

 同懇話会の小禄邦男代表幹事は「沖縄のマーケットを広げるためには、アジアのゲートウェイとしての沖縄の地理的条件を最大限に利用する必要がある。全国の品物を沖縄に集め、アジアに向けて提供し、大きな経済圏をつくり上げたい」と意欲を語った。