香港の高級ホテル、クラウンプラザホテルとキンバリーホテルの総料理長らが13日までに、県産食材の調査や沖縄料理の研究で来沖し、沖縄フェアの開催に向けて県内のメーカーと商談したり、生産現場を訪問したりした。県内で食品の製造卸や飲食店経営などを手掛けるJCC(糸満市、渕辺俊一社長)と香港の卸業者キティ(ジュン・チョイ社長)の共催。

沖縄料理の調理方法などについてアドバイスを受けるジュン・チョイ社長(右端)ら香港のホテル料理長ら=13日、南城市玉城の百名伽藍

 12日には県内の14メーカーと商談し、食材の使い方や調理方法などについて意見を交換。13日には南風原町の農業生産法人や宮城島(うるま市)のミーバイ養殖場などを訪れ、JCCが運営する南城市のリゾートホテル百名伽藍で調理方法やメニューの構成などについてアドバイスを受けた。

 クラウンプラザは来年1月から「沖縄フードフェア」を開催予定。キンバリーは11月に「沖縄ミーバイフェア」を実施済みで、現在は沖縄食材を用いたビュッフェを開催しているという。JCCの担当者は「小さなメーカーでも、ひとまとまりになれば海外の富裕層向けに販路を広げることができる」と呼び掛けた。

 キティのチョイ社長は「ミンサー織や紅型、琉球ガラスの展示コーナーを設けるなど、沖縄の文化を紹介、演出しながら食事を提供することが大切」と強調。「富裕層に興味を持ってもらえれば、沖縄関連の商品の購入や沖縄旅行につながる」と話した。