沖縄科学技術大学院大学(OIST)で働く外国籍の研究者らの子弟教育のため県が設立時に補助金を出した私学の幼小中一貫校「沖縄アミークスインターナショナル」(うるま市)をめぐり、幼・小の全児童計456人のうちOIST職員の子弟は5人だったことが13日分かった。

 県議会の総務企画委員会で謝花喜一郎企画部長が明らかにし、今後OISTと連携しアミークスの利用を呼び掛ける考えを示した。

 アミークス建設時には県予算3億9千万円と国庫補助を合わせた7億1千万円を補助した。

 委員会では委員数人が「県はOIST設置にアミークスは必要不可欠と言っていたはずだが、5人にとどまっている」と指摘。謝花部長は「現時点で不可欠だったかどうかを決めるのは早い」との見解を示し、英語教育による県内の国際的な人材育成の観点からの設立の意義を強調した。

 アミークスはOISTの周辺環境整備の一環としてうるま市、県、旺文社によって計画され、2011年に開校した。

 県企画部によるとOISTで外国籍の研究者・職員は182人。子弟はほかに、クリスチャンインターナショナルスクール、恩納小学校国際教室と合わせ計14人が県内の学校に通っている。一方で、OIST学内に設置された保育園には6歳以下の48人が通っている。