県中小企業団体中央会(津波古勝三会長)は12日、11月の県内業界別の景況動向を発表した。企業の景況感を前年同月比で示す業況判断指数(DI)は製造業・非製造業の全業種(22業種)の合計で前月より4・6ポイント好転し、マイナス4・5となった。3カ月ぶりに好転する一方、マイナス超は2カ月連続。

 製造業のDIは前月と同じくマイナス20。鉄鋼業のみが、前月に引き続き「好転」と回答した。原料スクラップが量・価格ともに増加し、住宅関連の民間工事も増えた。豆腐・油揚業、出版印刷業、コンクリート製品製造業が「悪化」と答えた。

 非製造業のDIは前月の0から8・3ポイント改善。ホテル旅館業、電設資材卸売業がそれぞれ「好転」した。前月の「不変」から転じたホテル旅館業は、修学旅行シーズンに加え、NAHAマラソンの宿泊予約が好調。韓国・釜山-那覇路線の就航効果に期待もあるが、引き続き客単価の低下を懸念している。建築工事業は前月の「好転」から「不変」、青果卸売業は「不変」から「悪化」に転じた。