沖縄タイムス運動部は、2013年スポーツ十大ニュースを選定した。

決勝の日本文理戦で8点差をひっくり返した沖縄尚学=11月20日、神宮球場

秋季九州大会で優勝した沖尚(手前)と準優勝の美里工=10月31日、沖縄セルラースタジアム那覇

通算13アンダーでツアー初優勝を果たし、笑顔の宮里優作=12月8日、東京よみうりCC

カナディアンフォア200メートルで県勢初優勝を果たした沖水の(左から)大仲雅人、末吉集人、仲宗根脩真、大城就一=8月4日、大分県・豊後高田市真玉カヌー場

J3参入が決まり、喜ぶ(右から)FC琉球の薩川了洋監督、下地良球団運営会社代表、一柳夢吾、我那覇和樹、小寺一生=11月19日午後、沖縄市役所

世界一に輝き那覇空港に凱旋(がいせん)した沖縄選抜の選手ら=8月17日

全日本選抜体重別選手権で上川大樹(下)を破り、2連覇を果たした七戸龍=5月12日、福岡国際センター

千代皇(左)が押し倒しで九州場所の勝ち越しを決める=11月20日、福岡国際センター

コンパヤック・ポープラムック(右)を攻める江藤光喜=8月1日、バンコク

なでしこメンバーとしてナイジェリア戦に出場した高良亮子=9月22日、長崎県立総合運動公園陸上競技場

決勝の日本文理戦で8点差をひっくり返した沖縄尚学=11月20日、神宮球場 秋季九州大会で優勝した沖尚(手前)と準優勝の美里工=10月31日、沖縄セルラースタジアム那覇 通算13アンダーでツアー初優勝を果たし、笑顔の宮里優作=12月8日、東京よみうりCC カナディアンフォア200メートルで県勢初優勝を果たした沖水の(左から)大仲雅人、末吉集人、仲宗根脩真、大城就一=8月4日、大分県・豊後高田市真玉カヌー場 J3参入が決まり、喜ぶ(右から)FC琉球の薩川了洋監督、下地良球団運営会社代表、一柳夢吾、我那覇和樹、小寺一生=11月19日午後、沖縄市役所 世界一に輝き那覇空港に凱旋(がいせん)した沖縄選抜の選手ら=8月17日 全日本選抜体重別選手権で上川大樹(下)を破り、2連覇を果たした七戸龍=5月12日、福岡国際センター 千代皇(左)が押し倒しで九州場所の勝ち越しを決める=11月20日、福岡国際センター コンパヤック・ポープラムック(右)を攻める江藤光喜=8月1日、バンコク なでしこメンバーとしてナイジェリア戦に出場した高良亮子=9月22日、長崎県立総合運動公園陸上競技場

 トップは県勢初優勝の快挙で沸かせた沖縄尚学高校野球部の明治神宮大会での活躍。2位も高校野球で、県内開催だった秋季九州大会で沖尚が優勝、美里工業が準優勝で来春のセンバツ大会出場を濃厚にした。

 3位は県出身ゴルファーの活躍。男子でプロ転向12年目の宮里優作が悲願の初優勝を飾り、女子では2年目の比嘉真美子がツアー2勝を挙げた。

 北部九州総体では高校生アスリートがお家芸で活躍したほか、FC琉球のJ3参入決定、ポニー野球世界大会で沖縄選抜の優勝などが続いた。

1 沖尚、県勢初の神宮V

 11月にあった第44回明治神宮野球大会(神宮球場)で沖縄尚学高校(九州)が県勢初優勝を飾った。

 日本文理(新潟・北信越)との決勝戦は8点差を終盤にひっくり返す奇跡的な大逆転勝利だった。

 沖尚は赤嶺謙主将を中心に全4試合で計45安打と打ちまくり、投手陣をもり立てた。

 初戦の関東第一(関東)戦での逆転勝ちで勢いに乗ると、準々決勝で駒大苫小牧(北海道)を、準決勝で岩国(山口・中国)を下した。

 大学の部は嶺井博希(沖尚高出)が主将を務める亜大が明治大を2-1で破って栄冠に輝いた。

2 沖尚・美里工センバツ濃厚

 高校野球の秋季九州大会は10月に沖縄セルラースタジアム那覇ほかで行われ、県代表の沖縄尚学と美里工業が、大会初の沖縄勢同士の決勝対決を果たし、沖尚が2年連続で九州の頂点に立った。2校は来年3月21日開幕の選抜高校野球大会の出場をほぼ確実にした。県勢2校の出場は2010年の興南、嘉手納以来、4年ぶり2度目となる。

3 ゴルフ 県勢が活躍

 男子ゴルフでプロ転向12年目、33歳の宮里優作(東村出身)が今季ツアー最終戦、日本シリーズJTカップでツアー初優勝を飾った。女子では20歳の比嘉真美子(本部町出身)が、ルーキーイヤーで2勝の快挙を達成。宮里美香(那覇市出身)は日本女子オープン選手権で3年ぶり2度目の日本一となった。

4 インターハイ 優勝続々

 7~8月、大分など4県で開催した全国高校総体「北部九州総体」でカヌーの沖水勢がカナディアン3種目を制覇。フォアは県勢初。ハンドボール男子興南は4年ぶりに王座を奪還した。お家芸の重量挙げは53キロ級の知念勇斗(豊見城)、77キロ級の仲西弘一(同)、94キロ級の屋良一郎(南部工)が優勝した。

5 FC琉球 J3参入決定

 来年3月に開幕するJリーグ3部(J3)にFC琉球の参入が決まった。チームは2003年に設立。06年のJFL昇格後は、Jリーグ入りを目指すライバルらとしのぎを削ってきた。

 今年9月にJリーグ準加盟申請をパス。11月には待望のJ3入りが決定し、今後は条件整備を続けながら、J2入りを目指す。

6 ポニーリーグ沖縄選抜 世界一

 中学硬式野球のポニーリーグ世界選手権(8月・米国)で日本代表の沖縄選抜が決勝でメキシコを5-4で破り優勝した。日本代表の優勝は初めて。ボーイズリーグ15歳以下の世界大会(8月・米国)では日本代表が3連覇。元沖水高エースの大野倫氏が監督を務め、県勢は長濱大幹、幸喜勇諮が選手として出場した。

7 七戸龍、柔道全日本V2

 5月にあった柔道の全日本選抜体重別選手権の100キロ超級で七戸龍(那覇西高-福岡大-九州電力)が2連覇を達成し、世界選手権(8月・ブラジル)への出場を決めた。県勢では1997年の世界選手権無差別級準Vの眞喜志慶治(当時警視庁)以来の最重量級日本代表の座をつかみ取った。初の大舞台は準々決勝で敗れ、表彰台を逃した。

8 千代皇、県5人目関取

 中部農林高出身の千代皇=九重部屋=は大相撲夏場所で、県関係では11年ぶり5人目の関取となる十両昇進を果たした。同場所で負け越したため幕下に陥落したが、再十両となった秋場所で8勝7敗と勝ち越し。九州場所も10勝5敗で終えた。化粧まわしの「不撓不屈(ふとうふくつ)」の精神で、幕内昇進を狙う。

9 江藤が世界暫定王座

 本部町出身のプロボクサー・江藤光喜(白井・具志堅スポーツ)は8月、タイでWBAフライ級暫定王座に就き、県勢では21年ぶりの世界王者誕生となった。1963年以来、1分け17敗だった日本男子選手のタイでの世界戦初勝利の快挙も成し遂げた。11月、タイでの初防衛戦に失敗したが、再起が期待される。

10 「なでしこ」高良初選出

 サッカー女子日本代表に高良亮子(小禄南小-鹿児島・神村学園中-同高-INAC神戸レオネッサ-ベガルタ仙台レディース)が初選出された。9月のナイジェリア戦で待望の代表デビューを飾った。後半途中出場ながら「なでしこジャパン」の一員としてプレーした。