【金武】金武町の儀武剛町長は18日、米軍普天間飛行場の移設問題について「普天間の固定化を避けるべきであらゆる可能性を検討すべきだ」とし、名護市辺野古を含めた県内移設を容認する考えを示した。同日の町議会12月定例会で崎浜秀幸町議の一般質問に答えた。

 儀武氏は2012年に、北部市町村会としては初の普天間飛行場の辺野古移設撤回決議を主導、今年1月に県内41市町村の首長らが政府にオスプレイの配備撤回や普天間飛行場の県内移設断念などを求めた東京行動にも参加している。

 儀武氏は本紙の取材に対し「固定化を回避するためには常に変化が求められる」と強調。名護市が過去に条件付きで辺野古移設を容認した経緯や県関係自民国会議員らが辺野古容認に転じたことなどを挙げ「オール沖縄で県内移設に反対するとした枠組みがあるのかも含め事実を明確にしなければ県民が正しく判断できない」とした。

 辺野古を言及しない理由については、仲井真弘多知事の埋め立て承認申請の可否判断を重要視し「知事が判断するまであらゆる可能性があるということだ。いずれにせよ知事の方針を支持する」と述べた。