県教育委員会(新垣和歌子委員長)は18日に第16回定例会を開き、八重山地区内で異なる中学公民の教科書を使っている問題で、文部科学省から指示されている竹富町教委への是正要求について「県教委と文科省の意見がかみ合っておらず、真意を確認する必要がある」として、文科省に質問状を提出し、回答を求めることを決めた。

 質問内容は来月15日の定例会で決定後、送付する。

 県教委は先月の定例会で確認した「無償措置法が目的とする義務教育の充実で(竹富町に)大きな問題は生じていない」「是正要求の発動は安定している教育環境を混乱させる」とした中間報告を踏襲する。

 同日の定例会で委員から「一方的に是正要求を押し付けられるのはどうか」「検定に合格した教科書が使われている中で是正要求が出された場合、どんな事態が起こるのか」など、慎重な対応を求める意見で一致。あらためて文科省と議論を深めることを決めた。