県黒砂糖工業会が18日までにまとめた2013年産サトウキビの黒糖予測生産量は7953トンで、直近10年間の平均値(7657トン)を上回る見通しとなった。黒糖生産の4割を占める宮古島でサトウキビの干ばつや台風被害が低かったことから、一定数量の原料を確保できた。

黒糖生産量の推移

 県内で黒糖を生産する8製糖工場が11月1日時点のキビの生育状況から生産量見込みを割り出した。前年比では4・3%増となる。

 西表や波照間、与那国は前年を下回ったが、伊江、伊平屋の本島北部の周辺離島や粟国、宮古、小浜で上回った。

 一方、日本分蜜糖工業会が9製糖工場の予測をまとめた、分蜜糖の生産量は7万6657トンで、直近10年間の平均値(約8万5千トン)を下回る見通し。干ばつや台風被害が大きかった南北大東島での減産が響き、3年連続の低水準となる。

 13年産サトウキビの予測生産量は前年比1・6%増の68万6109トンとなる。キビは収穫後、約1割が黒糖工場へ、残りの約9割が上白糖やグラニュー糖の原料となる分蜜糖の工場に運ばれ、加工される。