【平安名純代・米国特約記者】米上院は18日、2014米会計年度(13年10~14年9月)の国防予算の大枠を定めた国防権限法案を賛成71、反対29で可決した。近くオバマ大統領の署名を経て成立する見通し。

 同法案には、在沖米海兵隊のグアム移転関連予算として、アンダーセン空軍基地の航空機格納庫の整備費約8600万ドル(約89億円)が計上された。

 日本が過去に拠出し、議会に執行が凍結されている関連予算の凍結解除を認める文言も盛り込まれた。

 しかし、執行には、米国防長官によるマスタープラン(基本計画書)や、米海軍長官によるアジア太平洋地域における海兵隊再編計画書の提出など、「米議会が求めている条件が満たされた場合」とのただし書きが付されており、凍結は事実上、継続される見通しとなっている。

 グアムのカルボ州知事は同日、「計画が軌道に戻った」と法案の可決を歓迎する声明を発表した。