米軍普天間飛行場の返還問題をめぐり、仲井真弘多知事は20日午前、名護市辺野古の公有水面埋め立て申請への対応について、不承認を含めあらゆるケースを想定するよう県幹部に指示していたことが分かった。関係者が明らかにした。

 埋め立て申請の判断時期について知事は早ければ今月27日との見通しを示しているが、県幹部は「申請書類の審査は現在でも続いている」と説明。

 その上で、知事が17日の沖縄政策協議会(沖政協)に提出した要請書についても普天間の5年以内の運用停止や日米地位協定の改定などのハードルが高いとし、「(政府の具体的な回答が)1週間そこらで示せる内容ではないはず」としており、知事の判断時期は依然として不透明だ。

 知事は腰の容体が悪いため17日から東京都内の病院に検査のため入院しているが、検査が断続的に続き退院は20日時点で決まっていない。政府予算案が閣議決定される週明けまで都内に滞在する可能性もある。