【糸満】新年を前に、沖縄平和祈念像のほこりを払う「浄(きよ)め」が20日、糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂で行われた。沖縄バスのバスガイドや県工芸振興センター職員、県立芸術大学の学生ら合計約15人が、高さ約12メートル、幅約8メートルの像についた汚れをタオルで拭き取った。

新年を前にした、沖縄平和祈念像の「浄め」で参加者が丁寧にほこりが払った=20日午後、糸満市摩文仁・沖縄平和祈念堂(下地広也撮影)

 県立芸大の新垣奈央さん(20)は「大きさに圧倒された。漆の像を手で触れながら、平和の願いを込めて掃除した」と笑顔。バスガイドの幸喜文花さん(19)は「平和と戦没者追悼の象徴の像。観光客に何度か紹介したことがある。感謝の気持ちを込めて、丁寧に拭いた」と話した。

 祈念堂では、31日午後10時から元日にかけて、戦没者慰霊のたいまつを掲げ、平和の鐘を鳴らして恒久平和を願う「摩文仁・火と鐘のまつり」が開催される。