【那覇】医療や福祉に関わる人、障がい者らが飲食しながら気軽に意見を交わす「医療福祉トークイベント」が18日、那覇市内であった。主催は東京のNPO法人ウブドベ(岡勇樹代表理事)。業界や職場の枠を超えてつながろうと企画した全国ツアーの一環で、8回目となる今回は県内初の開催。利用者や家族、支援者が楽しみながら当事者の自立を促すことの大切さを探った。

電動車いすで参加した女性が一人暮らしの生活のエピソードを紹介するなど、会場一体となって自由に語り合ったイベント=18日夜、那覇市・「RIZE」

 福祉や介護の現場で働く人や電動車いすの人ら県内外の約20人が参加。2人のゲストを中心に司会者が参加者に意見を求めながら会場一体となり進められた。

 ゲストは障がい者ヘルパーで自立支援をサポートするビーンズ(東京)社長の玉手拓海さんと、バリアフリー旅行支援と障がい児の在宅支援をするKukuru(那覇)代表理事で看護師の鈴木恵さん。

 玉手さんは「障がい者やヘルパーが出会いと経験で学び、楽しみながら自立支援につなげていきたい」。鈴木さんは「1年かけて計画を立てて不安を抱えながら旅行に来る人の思いを遂げるため、みんなで楽しくしたい」と述べ、移動支援への思いを語った。

 「障がい者や支援者も楽しめる1泊2日」をテーマに意見を出し合う企画では、沖縄こどもの国のイルミネーションツアーの提案もあった。」