【石垣】任期満了に伴う来年3月2日投開票の石垣市長選で、前市長の大浜長照氏(66)が出馬の意向を固めたことが21日、関係者の話で分かった。

 市政奪還を目指す革新系は、今春から人選作業に着手。選挙期日が近づく中、石垣市長を4期務めた経験と支援体制が整いやすい大浜氏に絞り、市議らが複数回打診を続けていた。選考委員らは25日に大浜氏の後援会を立ち上げ、出馬表明を促す予定。

 大浜氏は現在、国頭村安田の診療所で医師をしており、沖縄タイムスの取材に「現時点では責任ある発言はできない」と態度を留保していた。関係者によると出馬の意向は固めたが、後任医師の確保など引き継ぎに課題がある。

 一方、保守側の選考委員会は現職の中山義隆氏(46)を予定者として選定。22日、自民党石垣市支部の常任総務会で正式決定する見通し。

 大浜氏は1947年、市登野城生まれ。群馬大医学部卒。県立八重山病院長などを経て94年、市長選で初当選。2010年市長選で中山氏に敗れた。