【平安名純代・米国特約記者】米疾病管理予防センター(CDC)の調査で、ノースカロライナ州キャンプ・レジューン海兵隊基地で起きた水質汚染で、神経管閉鎖障害や小児がんが増加していたことが21日までに分かった。

 同センターは、2007年に実施した調査で、同基地の飲料水がテトラクロロエチレン(PCE)に汚染されており、約7万5千人の地域住民が汚染された飲料水を摂取していたとの報告書を発表していた。汚染と健康被害の関連性が明らかになったのは初めて。

 同センターが4日に発表した報告書によると、1968年、85年に同基地内で生まれた約1万2千人を調査した結果、106例のうち、52例(神経管閉鎖障害15例、口唇裂24例、小児がん13例)でPCEとの関連性が確認された。汚染源は、同基地内にあった井戸で、地下水を通じて周辺に汚染が拡大していたのが判明し、85年に閉鎖されている。