【那覇】1日10キロ。車で気ままに出掛け、自分のペースで歩き回って車で自宅に帰る-。那覇市の山田直治さん(72)は、ドライブとウオーキングを組み合わせたユニークな健康法を月2回、約2年半積み重ね、沖縄本島を一周した。山田さんは「自分なりに楽しく歩きながら達成できた」と笑う。

ゴールの辺戸岬に到着し、ウオーキングで沖縄1周を果たした山田直治さん=10月29日、国頭村の辺戸岬園地(山田さん提供)

 2011年春ごろに那覇市の自宅をスタートし、ことし10月29日、国頭村の辺戸岬にゴールした。初日は車を使わず、那覇市の自宅と北谷町美浜を歩いて往復した。1日10キロの計算だが、往復するので実質20キロ歩いたことになる。「自分なりのやり方の方が面白いでしょ」。

 20年前に医師から不整脈と診断され、「無理をせず自分に合った健康法を」と思い立った。月2回程度、気が向いたときに歩く。

 「今日は太平洋が見たいから東海岸」「今日はここからここまで歩いてみよう」。地図を眺めながらその日の気分でコースを決め、点と点をつなぐように本島を外周した。無理のないペースで歩くため、勝連城跡や斎場御獄など、県内の名所も楽しめた。

 「この年になると、体は衰える。自分なりの目標を立てて運動すると楽しいんです」と自然体を強調する。次は健康のためにどんなことをしようか-。楽しく思いを巡らせているという。