【浦添】浦添市前田の城紅型染工房が作ったクリスマス仕立ての紅型が人気だ。デザイナーのEYELANDさん(32)が「小さな子どもがいるために自宅にツリーを飾れない人もいるけれど、紅型のタペストリーなら季節感を楽しめる」と考え、約2週間かけて制作した。

クリスマス仕立ての作品を作ったデザイナーのEYELANDさん(右)とスタッフの山城信吾さん=22日、浦添市前田の城紅型染工房

 技法は、通常の「型染め」と違って手書きの柔らかい風合いが出せる「筒描」を用いた。もち米の粉と米ぬかを蒸して練ったペーストを、ホイップクリームと同じ感覚で布に絞り出し、豆乳に溶いた顔料で色を差していく。どれも一点物だ。「香ばしい香りに包まれていました」とスタッフの山城信吾さん(30)は笑う。

 今回作ったのは、長さ約2メートルのツリーや、伝統的な幾何学模様を赤と緑で彩ったタペストリーなど。工房は日曜定休で年内は28日まで営業する。