県福祉のまちづくり賞の本年度県知事賞にイオンタウンが選ばれ23日、イオンタウン南城大里で表彰式が開かれた。県知事賞は過去2年間該当者がなく、3年ぶり。誰にでも使いやすいユニバーサルデザインを取り入れた店づくりが評価された。

誰でも使いやすく設計されたイオンタウン南城大里の店内=23日

 子どもの身長に合わせたキッズトイレや、障がい者だけが使えるリモコン式ゲート付きの駐車場、車いす専用ショッピングカートなどを備える。責任者の大浅田均モールマネジャーは「全国で初めてユニバーサルデザインを取り入れた店舗。他府県でも普及していきたい」と話した。

 奨励賞には、2団体が選ばれた。NPO法人「幸せの魔法つ会」あいとぴあは、障がい者一人一人に合わせたドレスや晴れ着を作っている。成人式向けのはかまなどを披露した富山光枝施設長は「誰でも着たい服が当たり前に着られるようになればうれしい」。

 もう一つの受賞団体、アイセック・ジャパンはタブレット端末で話し言葉を文字化するサービス「ワンタッチでe-ミミ」を提供し、県内外の役場や銀行で使われている。一瀬宗也社長は「今後も聴覚障がい者を支援していく」と語った。