【東京】安倍晋三首相は24日午前の閣議で、沖縄振興予算について「2021年度まで毎年3千億円台を確保する」と述べ、国家戦略として沖縄振興に取り組むよう全閣僚に指示した。山本一太沖縄担当相が記者会見で明らかにした。沖縄振興予算の3千億円確保は、仲井真弘多知事が17日の沖縄政策協議会で要請していた。山本氏は「総理が閣議であれだけ方針を明確に打ち出したことは極めて重い。(知事要請の)十二分な担保になる」との見方を表明した。

 閣議で安倍氏は「沖縄への投資は未来への投資であり、沖縄振興の取り組み強化のため現行の沖縄振興計画期間(2012~21年度)においては、毎年3千億円台を確保する」と述べた。

 山本氏は、北部振興事業についても沖縄振興計画期間で「毎年、少なくとも50億円の事業を継続」「那覇空港第2滑走路は2019年末までに確実に工事を完了」「沖縄科学技術大学院大学(OIST)の財源確保と規模拡充」を確約するとした。

 沖縄振興予算が基地受け入れの引き換えとの見方については「振興は振興で取り組む」と繰り返した。