【渡嘉敷・座間味】「最高のクリスマスプレゼント」「高い透明度を後世に伝える」。慶良間諸島と沖合7キロまでの国立公園指定が決まった24日、同諸島の渡嘉敷・座間味両村の関係者は、喜びに沸いた。

サンゴが広がる慶良間諸島海域=2005年11月6日撮影

 渡嘉敷村の座間味昌茂村長は「長年の希望がかなえられた。とても喜ばしい」とし、「国立公園として内外にアピールされる。自然保護について村民に周知を図りたい。観光振興との両立も図っていきたい」と抱負。

 座間味村の宮里哲村長は「両村民に最高のクリスマスプレゼント」と感激の様子。「慶良間の海は生物多様で自然が豊か。サンゴやクジラの古里でもある。子どもたちへの環境教育を含め、もっと島の良さを知らしめたい」と熱く語った。

 渡嘉敷ダイビング協会の平田春吉理事長は「この海の高い透明度を子々孫々まで伝えたい。その保全のためにも、国に目を向けてほしかった」と歓迎。「今後は外国人観光客が増えるのではないか。受け入れのため、地元で勉強会を開きたい」と話した。

 座間味村商工会の宮平安弘会長は「どう保全・活用するか。陸域を含め、環境を良くしようと住民のモチベーションが上がると思う。地域や子どもたちとうまく連動していけたら、いいエリアになる」と期待した。