「辺野古違法アセス訴訟」の原告団と弁護団は25日夜、那覇市内で会議を開き、仲井真弘多知事が辺野古埋め立て申請を承認した場合には、県を相手に承認取り消しを求める行政訴訟を起こす方針を固めた。

 知事の埋め立て承認は、公有水面埋立法の環境保全に関する承認基準を満たしておらず、同法に反するとして、那覇地裁に訴える考え。弁護団は、提訴時期について「27日の知事の態度表明をみた上で、決める」とした。アセス訴訟の原告を中心に、訴えを起こす予定だが、さらに原告になる希望者を募る方針。弁護団の金高望事務局長は「不承認を求める立場は変わらない。一連の政治情勢をみて、承認した場合には、何らかの法的手続きが必要だと考えた」と説明した。

 「辺野古違法アセス訴訟」は、代替施設建設に伴うキャンプ・シュワブ沿岸部の環境影響評価(アセスメント)手続きに不備があるとして、県内外の296人がアセスのやり直し義務の確認などを国に求め、現在は福岡高裁那覇支部で係争中。県を被告にした訴訟が起こされれば、これまでの国に対する違法性追及が県政に向かうことになる。(下地由実子)