任期満了に伴う第12回県議会議員選挙(定数48)は5日投票、即日開票される。告示期間最終日となった4日は無投票だった名護市区(定数2)を除く12選挙区で立候補した69人が県内全域で最後の訴えに奔走した。夕方には多くの陣営が選挙事務所前や街中の交差点で打ち上げ式を開き9日間の熱戦を締めくくった。翁長雄志県政が発足して初の県議選は現有議席で過半数の与党が勢力を維持できるかが焦点となり、県政の中間評価とも位置付けられる。

 投票は県内321カ所で一部を除き午前7時~午後8時まで行われ、午後11時すぎには大勢が判明する見通し。

 名護市区の当選者を含め、現職37人、前職3人、新人31人の計71人が立候補した。新たに設定された最大選挙区の那覇市・南部離島区(定数11)や島尻・南城市区(定数4)をはじめ熱戦が繰り広げられている。

 玉城義和氏の死去に伴い、県議会の議席数(欠員2)は46議席で、議長を除き与党が23議席、野党14議席、中立8議席で、野党と中立を合わせても与党の議席が上回っている。

 立候補者の県政に対する政治的立場の内訳は与党系が37人、野党系が22人、中立系が12人。無投票当選が決まった名護市区は与野党で1議席を分け合った。

 米軍普天間飛行場問題を巡り野党の自民を含め政治的立場を問わず閉鎖・返還を訴えているが、与党系候補者は名護市辺野古の新基地や県内移設の断念も求めるなど主張に違いがある。

 元海兵隊員で米軍属の男による女性遺体遺棄事件に対する県議会の抗議決議で盛り込まれた在沖海兵隊の撤退の賛否、県内で深刻な子どもの貧困解消、経済振興や医療・福祉政策のあり方も争点となっている。