農業生産法人のもとぶ牧場(本部町、坂口泰司社長)はこのほど、全国畜産農業協同組合連合会主催の「全畜連肉用牛枝肉共進会」で最優秀賞の農林水産大臣賞を受賞した。ビールかすを牛に与えるなどの肥育で肉質を向上させた枝肉が評価され、農水大臣賞など七つの賞を獲得した。県内の肥育業者が全国の共進会で最優秀賞を受賞するのは初めて。

全畜連枝肉共進会の最優秀賞受賞を報告する「もとぶ牧場」の坂口泰司社長(前列左から3人目)ら=26日、県庁

 26日、県庁を訪れた坂口社長は「牛の食欲を上げるなど独自の肥育方法で従業員が頑張ってきた。受賞は会社の誇りだ」と喜んだ。生産担当の古堅宗和さんは血統の良い牛を交配させて、肉質向上に取り組んできた経緯を紹介。「最高の状態で出荷することができた。もっと良い牛が出せるよう、これからも勉強していきたい」と意気込んだ。山城毅農林水産部長は「受賞で沖縄の黒毛和種を全国に訴えることができた。もとぶ牛の評価がますます高まるよう今後も肉質を上げてほしい」と激励した。