りゅうぎん総合研究所(池端透社長)と、おきぎん経済研究所(出村郁雄社長)は27日、11月の県内景況をそれぞれ発表した。りゅうぎんは2カ月連続、おきぎんは3カ月連続で「拡大の動きが強まる」と判断を据え置いた。りゅうぎんは、入域観光客数が11月としては過去最高となった上、14カ月連続で前年を上回っていることから、観光関連の判断を「堅調」から「好調」に引き上げた。

 りゅうぎん総研

 【個人消費】百貨店売上高は7カ月連続で前年を上回った。イベントやセール効果で、すべての商品項目が増加。新車販売台数は新車種の投入もあり、4カ月連続で伸びた。

 【建設関連】新設住宅着工戸数は、消費増税前の駆け込み需要で9月までに契約した物件の工事も始まり、5カ月連続で増加した。建設受注額は2カ月ぶりに上回った。

 【観光関連】主要ホテル稼働率は、観光客数の増加を背景に13カ月連続で伸びた。一方、ホテル売上高は、客室単価の低下が続き、2カ月連続で下回った。

 おきぎん経済研

 【個人消費】スーパー売上高(全店)は16カ月連続で増加。新規出店効果で食料品、衣料、家庭用品が上回った。新築物件の増加で、エアコンなどの白物家電も好調だった。

 【建設関連】公共工事請負金額は2カ月連続で上回った。県や独立行政法人の大型工事があり伸びた。建設資材の生コンクリートとセメントは、2カ月ぶりに増加した。

 【観光関連】入域観光客数は14カ月連続で上回った。国内客は2カ月ぶりに増加。外国客は尖閣諸島問題で落ち込んでいた中国客の回復もあり、4カ月連続で伸びた。