開会式後に行われた女子7人制の特別試合で、名護3年の中村佳奈が後半から出場し、ラグビーの聖地を駆け抜けた。

後半、相手ゴール前に攻め込む西軍の中村佳奈(中央)=エムアイプランニング撮影

 「声を出し続けること。ボールをもらったら、トライを取ること」が目標だった。7分余の出場時間でボールに触れたのは4回。自慢の快足を生かし切れないまま、終了の笛を聞いた。チームの西軍は24-5で勝利し、仲間が大喜びする傍らで「もう終わってしまったのかという感じ。悔しかった」と唇をかんだ。

 競技を始めてまだ1年足らず。「いろんな課題が見えた。声を出すことやディフェンスは今までで一番できたかも」と声を弾ませる。卒業後は女子7人制に力を入れる九州産業大に進学し、競技を続ける。

 「男子名護の勝ち方はすごかった。勝ち続けて長く花園に残ってほしい」。正月越えを目指すチームに同行し、スタンドから声援を送るつもりだ。