【崎原朝一通信員】アルゼンチンのメンドーサ州政府内閣長官などを務め、沖縄民間大使だった県系3世の当山カルロスさん(65)が長い闘病生活の末10月27日、同州内の病院で亡くなった。

 当山さんは、父カンスケさんが勝連町比嘉に縁のあるブラジル2世で、アルゼンチン女性の母との間に生まれた。

 同州サンラファエル中央墓地で開かれた告別式には市長や市会議員、民族社会委員会のメンバーなど多くの友人が参列、州知事や州内各市議会、各種団体から弔電が届けられた。

 メンドーサ州は首都ブエノスアイレスから西へ千キロ余離れており、当山さんは同州のペロン党支部長や州会議員を3期務め、州行政では、社会活動分野で活動し、中央政府のスポーツ局に関係したこともある。

 日系社会では1991年から93年までセントロ日系の副会長を務め、同団体主管の第13回インターナショナル日系親善スポーツ大会の第1副会長、2004年に同州であった第3回日系全国大会、並行して開かれた日本文化週間の実行委員長も務めた。

 10年には同州サンラファエル市の文化局長として、民族社会・ビーノ(ワイン)祭りを企画。各民族団体に交じって日本スタンドを設け、大使館広報文化センターの協力で日本文化・芸能を披露した。