【西原】NHKで放送中の「はなかっぱ」シリーズで人気の絵本作家あきやまただしさん(49)=東京都出身=が22日、西原町立図書館で絵本ライブをし、親子約160人がおなかを抱えて笑った。

カッパのお皿をかぶって絵本の読み聞かせをするあきやまただしさん(左端)=22日、西原町立図書館

 あきやまさんが「5月に沖縄に引っ越して来ちゃいました」とあいさつすると会場は大きな拍手。

 冒頭、登場人物に合わせてカッパのお皿を頭にかぶり、自身が書いた「へんしんクイズ」などをテンポ良く読んだ。「のどが渇いて砂漠にうずくまってるドイさん。ドイドイドイと続けて言ってみよう…はい、井戸!」。おなじみの絵本のセリフを子どもたちも一緒になって唱えた。

 50音を順番に読み上げていく「まめうしくんとあいうえお」では「風が吹くように『さー』、『しー』っと静かに。『すー』っとばれないようにおならをして、『セー』フ。くさいから『そー』っと離れよう」と全身を使って朗読。

 「まめうしくんと123」で幽霊が出るくらい不気味に数を数える場面では、金武町の仲間恭平君(3)がお母さんの幸子さん(36)に思わずしがみついた。

 あきやまさんは「あー。疲れた。おじさんはもう50歳なんだよ」などと水をがぶ飲みしながらも多彩な声色と百面相で笑いを誘い、計8冊を読み上げた。

 花柄のギターと右足にくくりつけたタンバリンで「どんな色が好き」を演奏。子どもたちに好きな色を聞いて回り、「え? うんこ色が好きなの?」などと驚きながら交流した。

 西原町の玉那覇七瀬君(7)は、舞台にへばりついて「もう一回やって」。兄の龍樹君(8)は「はなかっぱのタオル、どこで買えるの?」と真剣に質問して会場を沸かせた。