年の瀬の30日、県内の市場やスーパーでは、正月用の食材や年越しそばを買い求める主婦や家族連れでにぎわった。

正月料理の食材を買い求める客でにぎわう公設市場=30日午前、那覇市松尾

 那覇市松尾の公設市場は午前中から、店員とゆんたくをしながら品定めする主婦や、両手にたくさんの買い物袋を抱えた家族連れで活気にあふれた。

 30年来、市場に通って食材をそろえているという西原町の新垣ヨシ子さん(85)は、豚肉やマグロの刺し身などを買った。「豚肉は質がいいし、丁寧に下ごしらえしてあるのがいい。マグロもいいのが買えた」と満足げ。

 浦添市の国吉政子さん(62)は「岐阜から来た娘婿のために牛のカジー(もつ煮)を振る舞おうと思い、牛の内臓を買いにきた。楽しい正月になりそう」と目を細めた。

 市場内に店を構える二中前ミートの照屋紀子さん(70)は「朝8時ぐらいからお客さんが押し寄せて、パタパタしているよ」とうれしい悲鳴を上げていた。