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  • 米ヴァージニア州でMV22オスプレイの騒音や振動に住民苦情が増加
  • 米国防権限法案に飛行是正の検討を義務付ける条項が盛り込まれた
  • 同州選出の下院議員が提出。上下両院で法案を一本化する作業へ

 【平安名純代・米国特約記者】米国防予算の大枠を定める2017米会計年度(16年10月~17年9月)米国防権限法案の下院案に、米軍用機による飛行訓練時の飛行経路や高度などを調査し、違反が認められた場合は飛行経路の変更を含めた是正措置の検討を義務付ける条項が盛り込まれたことが3日までに分かった。

 米首都ワシントン近郊のヴァージニア州で、海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイによる騒音や振動に関する住民からの苦情が増加しているのを受け、同州選出のダン・ベイヤー下院議員(民主)が提出した。

 米連邦航空局(FAA)と国防総省に調査を求め、違反や騒音など周辺住民への影響が認められた場合は、飛行経路の変更の検討や、飛行高度の制限などを義務付けている。

 米下院案は18日の本会議で可決されたが、同条項は上院案には盛り込まれていない。今後、上下両院で同法案を一本化する作業が進められる。