三が日闘牛締めとなる新春南部大闘牛(主催・南部闘牛組合)が3日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われた。県内各地からの闘牛ファンや観光客など約1200人の観客が詰め掛け、次々に繰り広げられた10組の対戦を楽しんだ。千キロ前後の巨体が激しく押し合い、勝負が決まる場面では2頭が重なって柵に激突する大迫力場面も再三。観客は延々2時間半にわたって闘牛の醍醐味(だいごみ)を楽しんだ。

新春南部闘牛大会 対戦結果(左側が勝牛)

一発逆転光希Japan打の強烈なはね上げで体勢を崩すだだ吉優輝(手前)=うるま市石川多目的ドーム

新春南部闘牛大会 対戦結果(左側が勝牛) 一発逆転光希Japan打の強烈なはね上げで体勢を崩すだだ吉優輝(手前)=うるま市石川多目的ドーム

 目玉カードだった結びの一番は一発逆転光希Japan打が、だだ吉優輝を下し、デビューから5連勝。これまで名前どおり逆転勝ちが目立った光希だが、今日は序盤から優輝に猛攻を浴びせた。

 両牛、交角と同時に激しい押し合いとなり、会場はどよめきの連続。一瞬、優輝が押し返す場面があったが、勢いは光希。水平に湾曲した鋭い角を優輝の額に当て、強引に押しまくった。額に食い込むように当たった角を振り払うように優輝は後退。何とか体勢を立て直そうとする優輝だったが、光希の圧力はすさまじく優輝はあっという間に柵際に。柵に激突する場面は辛うじて逃れたが、間髪を入れず光希が矢のような押し込み一発。優輝は顔が天井を向くほどに体勢を崩され、たまらず敗走となった。この間わずか42秒。電撃速攻が決まり、光希が圧勝した。

 4連勝無敗だっただだ吉優輝をいとも簡単に仕留めた光希の人気は急上昇となりそうだ。

 3番戦は徳田若力が山里シーサーに終始攻勢をかけ続け、前回黒星のうっぷんを晴らすような快勝を収めた。2戦目の古堅モータース朝日大力は武装戦線王道を柵にたたきつける圧勝で闘牛通をうならせた。次回は2月2日うるま市石川多目的ドームで旧正月準全島闘牛大会。(又吉利一通信員)