【宮古島】宮古島市平良のカママ嶺公園にある憲法「九条の碑」に黄色い塗料が塗られた問題で、碑文の塗料が拭き取られているのが4日までに確認された。沖縄タイムス社に、一般読者を名乗る女性から「碑の汚れが我慢できず、私が大みそかに直した」と電話が寄せられており、市民が個人で塗料を除去した可能性がある。

黄色い塗料が拭き取られ修復された憲法「九条の碑」=4日、宮古島市平良・カママ嶺公園

黄色い塗料が塗られた状態で放置されていた憲法「九条の碑」=2013年12月16日

黄色い塗料が拭き取られ修復された憲法「九条の碑」=4日、宮古島市平良・カママ嶺公園 黄色い塗料が塗られた状態で放置されていた憲法「九条の碑」=2013年12月16日

 同碑は、昨年10月下旬に何者かによって塗料が塗られ、放置されていた。だが年明け4日には塗料が拭き取られ、条文を読み取ることができる状態になっていた。

 沖縄タイムス社には、4日までに匿名女性から「年末に仲井真弘多知事の辺野古埋め立て承認があり、沖縄が戦争をせず平和であってほしいと気持ちを新たにした」「九条の碑文が汚れた状態で年を越すのが心情的に我慢できず、大みそかに汚れを拭いた」などと話す電話が寄せられた。

 みやこ九条の会の三浦春彦事務局長は「誰か分からないが汚れを取り除いてくれたのはありがたいこと。だが、本来掃除するべきは市であり、管理責任がうやむやになってはいけない」と話している。