【宜野座】宜野座村の第8次南米3カ国青年研修で派遣された仲間祥子さん(25)と石川真衣さん(26)が12月18日、村中央公民館で研修状況を映像などを交えて報告した。2人は10月10日から1カ月間、南米3カ国の「ギノザンチュの交流会」に出席し、1世の苦労や故郷への思いなどを聞き、南米で活躍するウチナーンチュのたくましさやふるさとを思う心に触れたと発表した。

南米研修の内容を報告する仲間祥子さん(左)と石川真衣さん=宜野座村中央公民館

 派遣前に村内の小学校で教育実習した仲間さんは「子どもたちに南米で体験したことを伝えたい」と決意。村役場職員の石川さんは、村人会役員の案内で現地の市長や議員をインタビューしたり、公共施設などを視察した経験を語り「これからの仕事に生かしたい」と笑顔で話した。

 南米3カ国の若者らで組織する会合にも参加し、今後の青年交流の課題として「うちなーぐち」や沖縄の伝統文化の継承などについて論議。ブラジルの安村農場にある「ギノザの森」で記念植樹したことも報告した。

 當眞淳村長は「今後は村人会との懸け橋になって活動してほしい」と激励し、青年国際交流員委嘱状を交付した。

 派遣事業は、村を担う人材育成と南米との友好親善を深めようと2006年から毎年、村内の青年をブラジル、アルゼンチン、ペルーの3カ国に派遣し、村人会と交流し現地の行政施設などを視察している。派遣費は全額村負担で、これまでに16人を派遣している。

(仲地暁通信員)