浦添市伊奈武瀬の県中央卸売市場で5日早朝、2014年の青果初競りがあった。天候不順による生育の遅れなどで野菜、果実ともに入荷量が落ち込み、品薄感の強いインゲンやゴーヤー、キュウリなどの競り値が上昇。1キロ当たりの平均価格は平年の200~220円を上回る248円と高値で取引された。

天候不順による入荷量の減少で品薄感の強いゴーヤーを競り落とす仲卸業者や買参人ら=5日、浦添市伊奈武瀬の県中央卸売市場

 野菜、果実の取扱数量の合計は、県外産野菜の入荷が大幅に増えた前年に比べ24%減の335トン。ことしは平年並みの取扱量だったが、昨年11月以降の急激な冷え込みで全国的に野菜の生育が遅れているため、引き合いが強まった。1キロ当たりの価格はインゲンが前年比2倍の674円、ゴーヤーが48%上昇の551円、キュウリが62%上昇の440円、タンカンが14%上昇の365円など。

 今後、野菜は生産量が回復していくため、取扱量は平年並みに戻る見通し。ただ、県内果実取扱量の6割を占めるタンカンは一昨年の台風被害から生産量が回復しておらず、3月末まで入荷の落ち込みが続く見通し。