米兵による飲酒運転事故が起きた嘉手納町の當山宏町長は「米軍は綱紀粛正や喪に服す期間をいうが、一体どうなっているのか。国道58号を逆走するくらいの泥酔状態で運転すること自体が許されず言語道断だ。ましてや、女性の遺体遺棄事件で県民の米軍への反発が極めて高い中でのこと。米軍の規律は緩みきっていると言わざるをえない」と憤った。

沖縄防衛局の井上一徳局長に、日米地位協定の抜本的な見直しなどを求める三連協の野国昌春会長(中央)ら=6月3日午後、嘉手納町・沖縄防衛局

 嘉手納、北谷、沖縄3市町の首長と議会議長でつくる嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)が3日に日米両政府の県内機関に抗議したばかり。當山町長は「抗議の場でも米軍は、すべての面で教育を徹底している、という。しかし、この教育がどこまで及んでいるのか。限界があるのではないか」と指摘。「根底には、米軍人・軍属が日米地位協定で守られているという意識があるのではないか」と述べ、日米地位協定の抜本的な見直しをあらためて求めた。