那覇空港第2滑走路増設に向けた埋め立て申請について、県と那覇港管理組合(管理者・仲井真弘多知事)が9日に承認を表明することが分かった。承認が得られれば、事業者の沖縄総合事務局は来週中に埋め立て事業に着手する。県が同組合と審査に要した期間は約3カ月半。5年10カ月での完工を目指し、最短で埋め立てに向けた手続きを終えた格好だ。

 県と同組合の発効する承認書は9日付となる。

 承認に先立ち、総事局は既に本年度予定工事の入札手続きを進めている。承認が得られれば来週末までに落札業者を確定し、契約手続きを終える見通し。早ければ今月中にも着工する。

 最初に取りかかるのは仮設桟橋の設置工事で、3月末までには土砂を掘削する浚渫(しゅんせつ)工事にも着手する。

 滑走路増設をめぐっては、県内の要望を受けて政府が当初7年だった工期を5年10カ月に短縮。実現のためには今月中の着工が必須で、2013年9月に提出された申請を受けて県と同組合が承認基準に適合しているかなどの審査を急いでいた。20年3月の供用開始を目指している。