【国頭・東】米軍北部訓練場の一部返還に伴うヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の移設工事が、国頭村で今月中にも始まることが8日、分かった。沖縄防衛局は9日に開札し、事業者との契約が済めば月内にも着工する見通し。東村高江で現在工事中のN-4地区と同時進行となる。

宮城村長(左から2人目)に説明する住民ら=8日、国頭村役場

 ヘリパッド移設予定地計6カ所のうち4カ所は国頭村内。新たな工事は国頭村のN-1地区で、東村のN-4地区の北側に位置する。工期は今月から来年3月末まで。

 高江で建設に反対する住民や北部訓練場に隣接する大宜味村の住民ら12人は8日、国頭村役場に宮城久和村長を訪ね、自然への影響や工事の内容を沖縄防衛局に確認するよう求めた。

 土木工事に詳しい北上田毅さんは「工事での木の伐採面積は8780平方メートルでN-4地区の8倍に相当する」と説明。「土木工学の面から見て事故発生の可能性が高い。沖縄防衛局から資料を取り寄せ、問題がないか村で確認してほしい」と要望した。

 宮城村長は「6カ所のうち4カ所は村内なので当事者意識を持って捉えたい」と答えた。