僕らの未来は、僕らで選ぼう-。名護市長選の告示前日の11日、市内外の有志が「選挙に行こう」と呼び掛けるビラ5千部を市内で配布した。飲食店やコンビニ、スーパーなど約50店舗に置いて、19日投開票の市長選への関心を高めようと張り切っている。

投票を呼び掛けるビラを配布した市内外から集まった有志。候補者それぞれの政策を分かりやすく紹介した=11日、名護市21世紀の森公園

 ビラには、立候補した現職の稲嶺進さん(68)と前県議の末松文信さん(65)への「基地建設を受け入れますか」「TPPや消費税をどう考えますか」「就職先、増えますか」など10の質問と回答を明記。それぞれの政策を分かりやすくまとめた。

 呼び掛け人の一人、本部町の知念正作さん(34)は「本来なら、市民が政策について論議し、考えるのがいい。だが今は何も話せず縮こまっている状態ではないか」と懸念。ビラを手にした人が持ち帰り、家族ででも話し合うきっかけになれば、と期待する。

 ビラ作成を思いついてから、印刷までわずか1週間。デザインや質問をどうするかなど、ネットを通して呼び掛けた仲間と意見を出し合って決めた。

 賛同し、集合したメンバーは市内外から約20人。「一人でも多くの人に関心を持ってもらい、自分で考え、判断し、市長を選んでほしい」と呼び掛けた。