【名護市長選取材班】名護市長選は昨年7月の参院選でネット選挙が解禁されてから、県内で初めての市長選になる。末松文信さん(65)、稲嶺進さん(68)の両選対は、告示後もホームページ(HP)などの更新を続け、支持拡大を狙う。

政策動画へFB活用 末松さん

 末松さんのHPは、「名護が動き出す。」のキャッチフレーズが目に飛び込んでくる作り。安倍晋三首相や仲井真弘多知事と握手する写真、政治家・団体からの推薦状がずらりと並び、国や県とのパイプを強調している。

 フェイスブック(FB)やツイッターも活用し、末松さん自らまちづくり政策「スエマツビジョン」を解説する動画に誘導する。大会の応援弁士の演説やテーマソングを聞くこともできる。

 選対は「選挙カーのウグイス嬢もHPをPRして、ネット選挙には力を入れている」と話す。

勝手連がネット中継 稲嶺さん

 稲嶺さんのHPは「誠実な人柄、信頼の実績」と「市民の“目線”でまちづくり」を前面に打ち出す。出発式や総決起大会の様子を写真で紹介、動画で「安心子育て支援」など1期目の実績を訴える。

 ツイッターやフェイスブックはあえて力を入れず、支持者の自発的な「拡散」に期待する。政策に賛同する若者が「勝手連」をつくり、スポット演説や選対本部の活動をネット上で生中継している。

 選対は「支持者がそれぞれの友人、知人に候補の人柄や政策を伝えた方が効果がある」と語った。