米空軍は14日、米バージニア州ラングレー基地所属のF22ラプター戦闘機12機と兵員約300人を嘉手納基地に暫定配備することを発表した。4月中旬までの予定。暫定配備は2007年から始まり、今回で8回目。同日、10機が同基地に到着し、沖縄防衛局が関係自治体に情報提供した。残る2機も近く飛来するとみられる。

 昨年も1月14日から暫定配備が始まり、米国防予算削減の影響で4カ月の予定が延長され、9カ月に及んだ。嘉手納への“常駐”の様相もあり、地元は反発している。嘉手納町議会は14日、配備に反対する抗議決議案と意見書案を臨時会へ提出することを決めた。

 嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)会長の當山宏嘉手納町長は「今でも受忍限度を超えており、騒音の増大が懸念される。事故の危険性も高まる。現状の大幅改善を求めてきたことに逆行するもので、決して容認できないし、断固反対する」と批判。「前回の帰還から3カ月後に来ており、常駐化しないか大きな危惧を抱いている」と述べ、早期撤退を求めた。近く三連協として文書で抗議する考えを示した。