データセンターサービスを提供するファーストライディングテクノロジー(FRT・浦添市、上原稲一社長)とレキサス(うるま市、比屋根隆社長)は15日、互いのデータセンターサービスを相互販売することで業務提携した。データセンターの高いセキュリティシステムを構築しているFRTと、システム運用や監視、サポート体制が強みのレキサスのサービスを組み合わせ、顧客サービスを充実。営業メニューを共有し、首都圏の企業に営業活動を展開するほか、新サービスも共に開発する。

 FRTはスナック菓子メーカーやメガバンク、インターネット証券などの大手企業が顧客で、レキサスはスマートフォンアプリの開発業者や芸能人のブログ運営会社などの中小企業が中心。セキュリティー重視の企業もあれば、サービスの充実を求める企業もあり、互いに新たな顧客の取り込みに課題を抱えていた。

 新たなサービス展開では、宜野座村にデータセンターがあるレキサスのクラウドサービスを、浦添市にデータセンターがあるFRTでも提供できるようにする。また、FRTのデータセンターを利用して、サービスはレキサスにするなどの選択も可能となる。

 東日本大震災以降、リスク回避の観点から遠隔地にサーバーを置く企業ニーズが高まっているため、両社で「データセンターの沖縄ブランドを向上させたい」としている。