沖縄気象台や県などの共催で防災気象講演会「自らの命を守る防災教育」が16日、那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで開かれた。地震学の研究者で防災教育に取り組む慶応義塾大学環境情報学部の大木聖子准教授が講演し、阪神大震災級の地震が国内のどこでも起こる可能性を挙げ、「沖縄は大地震が少ないという認識は間違いだ。自分のこととして地震に備えてほしい」と訴えた。

 大木准教授は、転倒防止用の器具を使って家具などを固定し、住宅の耐震診断・補強をすることの重要性を挙げ、「揺れから生き延びてこそ津波から避難できる」と強調した。

 小学校での防災教育の事例として、地震時に危険となる箇所を子どもたちに考えてもらい、揺れや落下物から身を守る訓練を紹介した。

 津波避難へのアドバイスとして「揺れが1分以上続いたら、マグニチュード8の地震。1分を目安に高台へ避難することを勧める」と述べた。