【波照間島=竹富】波照間製糖工場の落成式典が15日、同工場内であり、島内農家や町、県、国の関係者らが参加し、生産能力が向上した新工場の完成を祝った。波照間製糖社が指定管理者となり、18日から操業する。

工場前でテープカットに臨む町や国、県の関係者=波照間島(竹富町役場提供)

 旧工場が老朽化したため、町が一括交付金を活用し、昨年5月から建設を始めた。総事業費約26億円をかけた新工場は、製造ラインの自動化で1日当たりの原料処理能力が旧工場より30トン多い130トンで、基本生産量1万3千トン以上を目指す。

 町内の製糖工場再整備は2012年の小浜製糖工場に続き2例目。

 式典で川満栄長町長は「サトウキビは島の主要産業として地域経済を支えている。新施設で黒糖製品の品質アップや安定供給を期待したい」と語った。

 祝賀会では島の伝統舞踊が披露され、波照間さとうきび生産組合の稲福清徳組合長や東迎一博公民館長らが感謝の言葉を述べた。