昨年12月31日に、今帰仁村と名護市を結ぶ古宇利大橋の東約100メートルの海上で、アイラス航空(那覇市)の遊覧飛行ヘリコプターが墜落した事故で、国土交通省大阪航空局は17日、機長が低空飛行した理由を「古宇利島周辺の遊覧飛行が初日だったため、客へのPRだった」と説明していることを明らかにした。

 同局は同日、安全管理体制が不十分だったとして同社を厳重注意し、31日までに再発防止策を報告するよう指示した。

 同局によると、機長は事故当日、計9回遊覧飛行したうち3回は運航計画にない低空飛行を行い、事故を起こした際は最低安全高度を守らなかった。また、搭載義務がある救命ボートを前日に降ろし、幼児用救命胴衣を搭載しないまま幼児を計4回乗せ、座席数以上の人数を乗せるなどの違反もあったという。