「守りの徹底」を掲げた港川が、神森の追い上げを振り切り、11年ぶりの栄冠に輝いた。

女子決勝 港川-神森 後半、シュートを放つ港川の真座あすか

 前半は港川の堅守が光った。前線で早いプレスを仕掛ける「1・2・3ディフェンス」で相手からボールを奪うと、真座あすか主将とエース金城ありさの両サウスポーが攻撃の起点となって得点を重ねた。

 だが後半は劣勢となった。前半7得点の金城が徹底マークされると、攻撃のリズムが乱れ、最大11点あった点差が、残り1分で2点差まで詰め寄られた。

 チームの危機を救ったのが、U16日本代表候補の金城。東京合宿のため、準決勝まで戦列を離れたエースは「勝ち上がってくれたみんなのために」と激しい守備で、粘る神森の攻撃を封じ、勝利を引き寄せた。接戦を制した真座主将は「終盤に追い上げられたのは課題。もっと守りの意識を高めたい」と気を引き締めた。