タイムス女性倶楽部の第35期3回目の講演会が19日、那覇市のパシフィックホテル沖縄であった。世代・トレンド評論家で、テレビコメンテーターとしても活躍する牛窪恵さんが「現代オトナ家族とイマドキ男女の幸せ」と題し講演。若者世代の価値観について「競争より、緩いつながりを大事にする」と説明し、家族や地域を重視する「沖縄型社会」の到来を予測した。

 バブル経済前の「新人類世代」、バブルを謳歌(おうか)した「アラフォー世代」、団塊ジュニア世代、今の若者の「さとり世代」の特徴を社会、経済的背景から分析。

 バブル崩壊のショックやそれ以降の右肩下がりの経済で所得が減少する中、男女とも生涯未婚率が増加。女性は専業主婦になりたい願望はあっても現実的でないと働く一方、男性は妻に働いてほしいと思いながらも、専業主婦を求める傾向があり、ミスマッチを指摘した。

 人口減少で2030年には労働人口が990万人不足するとのデータを示し、「仕事も、家事も育児もシェアする考えに変えないといけない」と強調。これからの時代のキーワードに「地域」「家族」を挙げ、「身の丈にあった生活、みんなで支えていく社会が求められている」と話した。