【那覇】復元整備工事が完了した首里城公園の黄金御殿・寄満・近習詰所、奥書院の建物が17日、新聞、テレビなど報道各社に公開された。一般公開は24日。

報道陣に公開された奥書院(手前左)、黄金御殿(中央)の外観=17日、那覇市の首里城公園

 黄金御殿・寄満・近習詰所は一つの建物にあり、奥書院は別棟。国王や仕える女官の生活、儀式の場だった御内原(未開園区域)に復元した。

 黄金御殿・寄満・近習詰所は延べ床面積991・28平方メートル。建物の骨組みは鉄筋コンクリート造りだが、外観の柱や壁はヒノキを使っている。国王や王妃の居室があった黄金御殿には、御内原での生活や儀礼に使った美術工芸品などを展示する。

 国王の休憩場だった奥書院(延べ床面積・57・37平方メートル)は平屋建ての木造。骨組みや内装はヒノキで、見学者の休憩場を設けている。

 園によると、側近などの詰所だった近習詰所は連絡通路として整備。南殿の2階から正殿の2階や黄金御殿、奥書院へ車いすのまま移動しやすくしたという。