【東京】菅義偉官房長官は20日の記者会見で、名護市長選について「大変残念に思う」と述べ、政府と自民党が支援した新人候補が4千票余りの差で落選した結果については「どこの選挙でも2期目の現職が極めて強いのが常識。一本化に手間取ったが、当初予想していた結果よりも、はるかに票差は少なかった」との認識を示した。

 一方、当選した稲嶺進氏が米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対し、市長権限で工事を阻止する方針を示していることについて、菅氏は「(辺野古移設は)法的な手続きに基づいて淡々と進める。その中で、市長権限は限定されると思うので、支障は生じないと考えている」と述べ、市長権限の効力を楽観視。

 「普天間飛行場の固定化を避けることは政府と県の共通認識だ。埋め立てについては知事から承認をいただいているので、(地元に対し)できる限り丁寧に説明して、理解を求めながら進める」と述べ、選挙結果に左右されずに辺野古移設を推進する方針をあらためて示した。