サッカーJ3のFC琉球は20日、八重瀬町東風平サッカー場で今年初の合同練習を行い、新チームが本格的に始動した。

2014年シーズンの練習をスタートさせた琉球の選手=八重瀬町東風平サッカー場(花城克俊撮影)

友利貴一(前列左から2人目)ら新入団選手と薩川了洋監督(後列左端)=沖縄市陸上競技場

2014年シーズンの練習をスタートさせた琉球の選手=八重瀬町東風平サッカー場(花城克俊撮影) 友利貴一(前列左から2人目)ら新入団選手と薩川了洋監督(後列左端)=沖縄市陸上競技場

 2季目の指揮を執る薩川了洋監督は「一年間を通して勝てるチームをつくる」と決意表明。「お互いにコミュニケーションを取りながら、レギュラー争いをしてほしい。ハングリー精神を見せよう」と、平均年齢24歳と若返ったメンバーにハッパを掛けた。

 初日の練習には、大学の卒業試験を控える選手らを除く19人が参加。細かいパスワークの確認やミニゲームなど、約2時間のメニューを消化した。

 中央大から新加入のDF古賀鯨太朗は「高校、大学の同期には、すでにJの舞台で活躍している選手がいる。早く試合に出てチームに貢献したい」と意気込んだ。

 チームは県内でキャンプ中のJ1大阪との練習試合(26日・中城村)などを消化し、2月5日から金武町で春季キャンプに入る。

友利ら16人新加入
うち12人は「アマ契約」

 FC琉球は20日、沖縄市陸上競技場会議室で新加入選手16人を紹介した。そのうち12人は厳しい球団財政のため、仕事をしながらプレーする「アマ契約」の入団となった。

 MF友利貴一(京都サンガFCU18-関西国際大)が唯一の県出身。県内ジュニアチーム「ヴィクサーレ沖縄FCユース」出身初の琉球入りを果たした。背番号27をもらい「小さい頃から目標としていたJリーグのチームでプレーできることが楽しみ。地元の親戚からの期待の声が励みになる」とあいさつ。「自分の努力次第でプロになれると言われたので、武器のドリブルで一試合でも多く試合に出て、チームに貢献したい」と力を込めた。

背負う10番 真栄城覚悟
新ユニフォーム披露

 ○…20日、FC琉球の新ユニフォームが披露された。ホーム用はチームカラーのベンガラを基本に昨季よりシンプルなデザインで、両肩には紅型模様のラインが入っている。

 新生琉球の背番号10を背負うFW真栄城兼哉=写真左から3人目=は「90分間走り続け、自分にも相手にも負けない気持ちを持ってプレーしたい」と、J3初陣へ意気込む。

 昨季チームを支えた我那覇和樹と高橋駿太が移籍し、2年目の真栄城に対する首脳陣の期待は大きい。「FWは点を取るのが仕事。しっかり結果を出したい」と、寡黙な男がエースの自覚を示した。